このプラグインには、いろいろな状況に対応するための非常に多くの設定オプションがあります。しかし、実際に使用する設定項目はそれほど多くはありません。そこで、初期設定を簡略化するために、「セットアップウィザード」を実装しています。
※なお、次のデバイスからは、Copy setup URI
とOpen setup URI
を使ってセットアップしてください。
🧙♂️ Setup wizard
から開きます。もしセットアップされていなかったり、同期設定が何も有効になっていない場合はデフォルトで開いています。
今設定されている内容をいったん全部消してから、ウィザードを始めます。
今の設定を消さずにウィザードを開始します。
たとえ設定されていたとしても、ウィザードモードではすべての設定を見ることができません。
いずれかのNextを押すと、設定画面がウィザードモードになります。
順番に設定を行っていきます。
セットアップしたデータベースの情報を入力していきます。
これらはデータベースをセットアップした際に決めた情報です。
ここで、データベースへの接続状況と、データベース設定を確認します。
データベースに接続できるか自体を確認します。失敗する場合はいくつか理由がありますが、一度Check database configurationを行ってそちらでも失敗するか確認してください。
データベースの設定を確認し、不備がある場合はその場で修正します。
この項目は接続先によって異なる場合があります。上記の場合、みっつのFixボタンを順にすべて押してください。
Fixボタンがなくなり、すべてチェックマークになれば完了です。
意図しないデータベースの暴露に備えて、End to End Encryptionを有効にします。この項目を有効にした場合、デバイスを出る瞬間にノートの内容が暗号化されます。Path Obfuscation
を有効にすると、ファイル名も難読化されます。現在は安定しているため、こちらも推奨されます。
暗号化には256bitのAES-GCMを採用しています。
これらの設定は、あなたが閉じたネットワークの内側にいて、かつ第三者からアクセスされない事が明確な場合には無効にできます。
次へ進みます
すでにRemote databaseがある場合、Remote databaseの内容を破棄してから次へ進みます
最後に同期方法の設定を行います。
Presetsから、いずれかの同期方法を選びApply
を行うと、必要に応じてローカル・リモートのデータベースを初期化・構築します。
All done! と表示されれば完了です。自動的に、Copy setup URI
が開き、Setup URI
を暗号化するパスフレーズを聞かれます。
お好みのパスフレーズを設定してください。
クリップボードにSetup URIが保存されますので、これを2台目以降のデバイスに何らかの方法で転送してください。
2台目の端末にSelf-hosted LiveSyncをインストールしたあと、コマンドパレットからOpen setup URI
を選択し、転送したsetup URIを入力します。その後、パスフレーズを入力するとセットアップ用のウィザードが開きます。
下記のように答えてください。
Importing LiveSync's conf, OK?
にYes
How would you like to set it up?
にSet it up as secondary or subsequent device
これで設定が反映され、レプリケーションが開始されます。